「黄昏乙女」



以下この記事には作品の核心に触れる内容(ネタバレ)が含まれている可能性があります。

黄昏乙女×アムネジア

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【第12話】 十二ノ怪 「黄昏乙女」

脚本 高山カツヒコ
絵コンテ 坂本隆
演出 坂本隆
作画監督 番由紀子 楠本祐子 中本尚子
総作画監督 番由紀子 楠本祐子

エンドカード めいびい

06月24日(日) テレビ神奈川(tvk) 25:30

OPテーマ 「CHOIR JAIL」  鈴木このみ 【02】-【11】 [ED使用 【01】【12】]
EDテーマ 「カランドリエ」 奥井亜紀 【02】-【10】
EDテーマ2 「カランドリエ -夕子-」 庚夕子(原由実) 【11】
OPなし【01】【12】

挿入歌 「レクイエム」 柊奈緒 【08】【12】

01話 ★★★★★
02話 ★★★★★
03話 ★★★★★
04話 ★★★★★
05話 ★★★★★
06話 ★★★★★
07話 ★★★★★
08話 ★★★★★
09話 ★★★★★
10話 ★★★★★ ★
11話 ★★★★★ ★


12話 ★★★★★

終了


雪の朝異常に厚着をしているももえ(福圓美里)は怪異調査部の部室が立ち入り禁止になっていたと大騒ぎです。
紫子(高島雅羅)依って部室地下の夕子(原由実)の遺体は運び出されて荼毘に付されたのでした。
これには貞一(代永翼)も霧江(喜多村英梨)は苦笑いするしかありません。


ももえの話で噂話のメカニズムの一端がわかる気もしますが微妙にズレていながら結論だけは正しいというのは相変わらず妙に鋭いところもあります。(笑)
というか部日誌の夕子と貞一の”交換日記"を見られちゃったようです。(爆)
いや部の日誌だから緊急事態とは言え不用意でした。
アバンは和やかな雰囲気で始まりましたね。

貞一と霧江が学校までやって来ると校門で夕子が塩を蒔いています。
二人は葬式の帰りらしいです。
幽霊が葬式帰りで塩蒔くとか中々シュールですがそれ以上に自分の葬式なんですけど。(笑)
一応変死体ということで検視があったようですが感情が戻った夕子もやっぱり骨を見れれるのは恥しいんですね。
夕子の葬式で60年前からの"人柱事件"は一区切りが着いたようですが部室も閉鎖になってしまったようです。
怪異調査部はどうなるんでしょう。
まぁ本当の設立理由は夕子の記憶を取り戻す事でしたから役目を終えたのは確かです。

そんなところで唐突に夕子は貞一をデートに誘います。
夕子は学校の敷地から出れないので何時もの部活と同じではないかと貞一が言いますが夕子がデートと言えばデートらしいです。
善は急げとばかりに二人は行ってしまいました。

「おまえら爆発しろ」

余りのいちゃいちゃ振りに霧江が爆発しました。(笑)
牛乳・・・飲んでるのに・・・。(爆)

夕子は演劇部の衣装を借りてデートだからと着替えています。
サイズが合っていないようで胸のボタンが飛びました。
貞一は思わず手で押えますが夕子に叩かれています。
そんな以前とは違う夕子も新鮮だと感じて喜ぶ夕子でした。
決してご褒美とかではありません。(笑)
貞一は今の夕子も好きだと言っています。
も?(笑)
深い意味はありません。(爆)
夕子は貞一に膝枕をして貰います。
周りは一面雪景色ですが何時もとは逆だからいいそうです。
お弁当まで用意している夕子ですがスケジュール迄用意していて何だか慌しいです。
前回の事もありましたし区切りも着いて何か嫌な予感でもあって焦りがあるんでしょうかね。
というか悔いと言うのか思い残す事がないようにというのなら寧ろ逆効果の様な気もしますけれども。
このあとの予定はフォークダンス・柔道の乱取り・氷の張ったプールで手を繋いでスケート・自転車の二人乗り(後ろに立ち乗り)がノルマのようです。(笑)
さてお弁当は出汁巻卵の詰め合わせです。
悔いと言うか完全に根に持ってますね。
夕子念願の貞一へのアーンが叶って夕子は感涙です。
お返しに貞一も夕子にアーンでした。

爆ぜろっ!(爆)

というのが伝わったのかどうかは兎も角もう一度アーンしようとした夕子は突然箸を落としてしまうのでした。
前回もありましたが手が一瞬透けてます。
嫌な予感がしますね。
それでも緊張でと誤魔化しつつ夕子は躊躇いながらも箸を拾いますが今度は掴めました。
夕子自信にも何か予感があるのでしょうか。

結局弁当の作り過ぎで動けなくなった二人はプールサイドにいます。
スケートはもういいみたいです。
まぁ二人っきりならデートに違いないでしょう。
いい雰囲気の二人ですが夕子が鈴を落とします。
というかすり抜けた?
夕子は何かを悟ったようで突然

いままでありがとう-そしてサヨウナラ・・・

「別れましょう」と言うのでした。
混乱する貞一ですが夕子が消えてしまう事が近いようです。
この世に幽霊として存在していた二人の夕子を一人にするという目的が達せられたからです。
その事で貞一には感謝しているし幸せだったようです。
貞一が夕子の為に良かれと思った行動が結果的に別れを引き寄せていたとは皮肉なものです。
夕子の体が徐々に透けています。
貞一はとてもそんな事は認められないと他に何か方法はないかと興奮気味です。
取り乱した貞一は霧江やももえに事情を話して力を借りようとしますが夕子は最後だから止めて欲しいと言っています。
最後の別れは二人だけでということですが貞一は最後だとは思っていないでしょうし思いたくもないでしょう。
携帯を取り合いする二人ですがその時貞一の手が夕子の手をすり抜けて愕然とするのでした。
夕子もこの世に残る方法を色々試した結果駄目だったようです。
貞一はそれなら最後迄一緒に居ると駄々を捏ねますが夕子は消えるところを見られたくないと拒絶しています。
夕子は自分の居なくなった先迄考えての事ですが貞一には納得出来ません。
今度はしっかりと夕子の手を掴む貞一でした。
結局夕子も無理をしていたのか貞一の覚悟に折れました。

二人は怪異調査部の部室へと行きました。
思い出話を始める二人ですが今度は夕子の声が擦れ始めます。
夕子の体が透け始め二人は筆談を始めました。

そして夕子は旅立ちました。

春になり旧校舎の取り壊しは中止になったようです。
ももえは貞一にまた怪異調査部の活動を始めようと言って喜んでいます。
貞一も霧江を怪異調査部に誘っています。
そして貞一は夕子の記憶を約束通り封じ込めてしまったようです。

貞一が怪異調査部の部室に行くと入口には「真・怪異調査部」の張り紙がありました。
部室の中も綺麗に片付いていました。
そして机には「開けたら呪う」書いた箱がありました。
貞一は問答無用で開けてます。

あーあ、開けちゃった。

ここでOPテーマ「CHOIR JAIL」が流れてきてちょっと鳥肌ものでした。
夕子は成仏出来なかったみたいです。
まぁ確かに幽霊になってからですけども未練残し捲りでしょう。
つかキスかよ。(爆)

そして貞一は夕子に本当に取り憑かれてしまったのでした。

ということで大筋としては前回迄で殆ど終わりの様なものでしたので最初と最後を軽いタッチで描いて中盤に最後にして最大の問題をシリアスにという形でした。
ある意味オチがみえていた部分もありますが取り敢えずはめでたしです・・・よね。(笑)

amnesia6


いきなり初回のA・Bパートのギミックが印象的だったですが独特の色使いや画作りも良かったですね。
最小限のキャストということで閉塞感というのか限定的で特殊な舞台設定にもマッチしていたように思います。
コミカルに描きつつもちょっと物悲しい切ない物語でもありました。
音楽も全話で流れたOPやEDや挿入歌にしてもとても雰囲気がありましたし11話のみバージョン違いEDというのも良かったです。
これで最大の問題(実際のところ最大の問題は生者と死者という関係ですが笑)が解決されて「真・怪異調査部」としての新たな活動が気になるところです。
ガチに取り憑かれてしまった貞一の行く末もそうですがまぁ本人が幸せなんだからそれはそれでいいんでしょうね。
未放送13話というのがあるそうでBD特典になるようですがこちらは全くのサービス回らしいですね。

スタッフ・キャスト・関係者の皆さん お疲れ様でした☆ありがとうございます

スタッフ
原作 めいびい 月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)連載
監督 大沼心
シリーズ構成 高山カツヒコ
キャラクターデザイン・総作画監督 番由紀子
音響監督 亀山俊樹
アニメーション制作 SILVER LINK.
キャスト
新谷貞一 代永翼
庚夕子 原由実
小此木ももえ 福圓美里
庚霧江 喜多村英梨
西河日登美 松聖花
河東真奈子 小笠原早紀
桐島有子 小清水亜美
浅葱 平田真菜
庚紫子 佐藤聡美[過去] 高島雅羅[現代]



最後迄お付合い戴きまして有難う御座いました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。



L(^^).O(^^).V(^^).E(^^)
うんたん♪てへぺろ(・ω<)

KAkashi
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