《帰還不能地点[ポイント・オブ・ノーリターン]》



以下この記事には作品の核心に触れる内容(ネタバレ)が含まれている可能性があります。

【原作既読/01巻~11巻】
[01]・[02]・短編集[10](遠い日の水音)終了。現在は[03]

アクセル・ワールド 【2クール】

【01】【02】(WEB先行試写)
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【第16話】 #16 「Imagination;面影」

脚本 吉野弘幸
絵コンテ 大橋誉志光
演出 下司泰弘
作画監督 日向正樹
総作画監督 愛敬由紀子

07月28日(土) テレビ神奈川(tvk) 25:30
07月31日(火) バンダイチャンネル 12:00
07月31日(火) ニコニコ動画 23:00

★★★★★


シルバー・クロウ(梶裕貴)はアッシュ・ローラー(鈴村健一)の師匠[親でもある]スカイ・レイカー(遠藤綾)を紹介されて修行に打ち込むことになります。

下品ですよ、アッシュ

という訳でアッシュが背筋を伸ばす程の存在のレイカーですが(笑)アッシュの心遣いはクロウにも充分届いたでしょう。
取り敢えずアッシュは帰って行きました。

クロウは《加速世界で一番空に近付いた》レイカーなら失われた翼を取り戻す事が可能であるのか尋ねます。
レイカーは「デュエルアバターから何かが失われたならそこには失われねばならない理由があった筈」だから無理だと言います。
そもそも理由云々以前にダスク・テイカー(小林沙苗)の必殺技がインチキでもないかぎり当たり前の話だと思いますけどもそれだけクロウも混乱しているということでしょうか。
ただ翼は戻らなくとも飛ぶ事が出来ない訳ではないようです。
レイカーは加速世界開闢七年を経て遂に現れた《飛行アバター》であるクロウに注目していたようです。
然しながらクロウはアバターの元となる心の傷は大したことないと謙遜していますがレイカーは心の傷は欠落であり《希望》であると言います。
つまりクロウが誰よりも空を望みその意志の強さが翼を生み羽があったから飛べたのではなく飛べるが故に羽が具現化したのだと。
加速世界では意思の力など無意味だとクロウは考えているようですがレイカーは自分の車椅子が何で動いているのか問い掛けます。
動力装置の類は一切見当たりません。
意志の力に依って動かされそれは特別なものではなく誰もが持っている力だと言います。
言い換えればイメージ力。
それこそがバーストリンカーの秘めたる真の力なのです。

《心意[インカーネイト]システム》

クロウは《心意》を習得すれば再び空を飛ぶ事が出来るのかと尋ねますがレイカーは失われた足を見せて覚悟を問います。
レイカーは足を切って貰い心意の力を得ても飛行には至る事が出来なかったがクロウはそれでも心意の習得をする覚悟があるのかと。
クロウの揺ぎ無い覚悟を確認し取り敢えず今日はもう休もうということになりました。
レイカーはシチューの味の記憶を当分もたせろとか何気に物騒なことを言ってます。
アッシュに《心意》のヒントは与えたようですが習得には至っていないようです。

翌日。
《心意》の要諦はたった一つだと聞かされます。
但し教えるのは次にまたレイカーに会えた時だと言われてクロウは地上へ突き落とされてしまいました。
一時間後。
地上で蘇生するクロウですがもう一度登って来るようにという意味を悟り上を目指して登り始めました。
かなり順調に登攀を続けていましたが《変遷》によって岩のタワーは魔都ステージの金属の塔に姿を変えてしまいました。
残念ながら地上に落下です。
再び一時間後。
蘇生したクロウが再び挑もうかとしたその時天辺から包みが落ちて来ました。
中身はパンとレイカーからの手紙です。
手紙にはもう心意の修行は始まっていて何故風に飛ばされなかったのか考えるようにと書かれていました。
クロウはそれをヒントにイメージの力を高めて行きます。
四日目。
がんばれ鴉クン。
ということでアドバイスはないのですがクロウはまだ何かが足りないと感じています。
極限までの速さが必要だろうと悟り更に修行を続けます。
七日目。
再び鋼鉄の塔の登攀に挑みます。

かつてレイカーは空への憧れから精進を続けレベル8となりましたが跳躍は飛行足りえぬ悟りその欲望は妄執となり狂気と変わりました。
そして最大の攻撃力であった足を捨てる決心をして唯一の友人であったブラック・ロータス(三澤紗千香)に切り落として貰ったのです。
その果てに辿り着いた限界高度は350メートルで旧東京タワーの天辺で漸く己の限界に気付かされたのでした。

クロウはは再び起こった《変遷》の中一瞬落下しそうになりますが強い意思の力で天辺に辿り着きました。
レイカーも予想より早く戻った事に驚いていますがクロウも極意を掴んだようです。

《事象の上書き[オーバーライド]》

本来補助的であるイメージ制御系を意識からあまりに速く強く発することで上書きしてしまうのが《心意》の要諦であるのです。
クロウは再び飛ぶためにもっと教えて欲しいと懇願しますがレイカーはその代わりに強化外装のゲイルスラスターを託すと言います。

翌日リアルで会う二人です。
強化外装の譲渡はショップを介すか直結でしか出来ないのです。
無事譲渡が終わりその帰り道レイカーが義足であることに気付きます。
本当に空を飛ぶことを欲しているのはレイカーで自分は嫌な事から逃げたいが為だけだと思わず涙するハルです。
レイカーは憐みに依ってハルを助けたのではないしハルも憐みで涙を流している訳ではないと理解しているのです。
《ブレイン・バースト》を利する為の道具としてしか考えていない者達とは違い《加速世界》にも友情愛情絆が確かにあると知っているからです。
だからこそレイカーが失ってしまった絆をハルには失って欲しくないし守って欲しいと思っているのです。



癒し回でした。(笑)
次回は短編の沖縄編を挟むのかなと思いましたが違う感じです。
まぁ多分嫌な話なんですけど(笑)やらないと先に進まないですからね。(爆)



L(^^).O(^^).V(^^).E(^^)
うんたん♪てへぺろ(・ω<)

KAkashi
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