若布



以下この記事には作品の核心に触れる内容(ネタバレ)が含まれている可能性があります。

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第09話 「Body paint -連鎖-」

脚本 檜垣亮
絵コンテ 畑博之
演出 畑博之
作画監督 皆川一徳 天﨑まなむ

02月07日(水) テレビ神奈川(tvk) 25:45

★★★★★


恒一(阿部敦)は中尾(河西健吾)の葬儀の後に千曳(平田広明)から中尾の死がクルーザーに依るものではなく当日出発前に自宅での頭部打撲が原因ではないかと話します。
恒一は松永(高橋伸也)の残した"手掛かり"を探す事を決意します。


何と中尾の死因は夜見山の中にあったんですね。
一先ず圏外の謎はなくなりましたが恒一に対する風当たりも一部で強くなっているようです。
そりゃ悪夢も見るって話ではありますが赤沢(米澤円)は鳴(高森奈津美)を相変わらず睨んでました。(笑)
恒一は勅使河原(前野智昭)と望月(山本和臣)を誘って松永の手掛かり探しをすることになります。
翌日恒一と勅使河原は望月と待合せしている美術室へ向う校舎の前で綾野(平田真菜)と小椋(野水伊織)に会います。
もう嫌な予感有り捲りです。(汗)
二人は演劇部員で顧問の千曳の所に行っていたようです。
そして美術室には望月が居なくて(また嫌な感じ笑)鳴がいました。
結局遅れてきた望月と鳴を含めて四人で旧校舎の15年前の3年3組の教室に向うことになります。
鳴が立ち入り禁止の札を乗り越えた後足を当てるとか芸が細かいですね。
それ以上に驚いたのは鳴が冗談を言うほどノリノリだったので別の意味で怖かったです。(笑)
やっぱり本来はお茶目な女の子なんでしょう。
倉庫と化した教室もまぁハラハラドキドキでガラスは割れるわ鳴が床を踏み抜いてロッカーが倒れてくるわ(勅使河原が・・・)大変でしたが掃除用具入れで遂に手掛かりを見付けました。
それはカセットテープで早速それを放送室で聴く事にした四人。
15年前の松永が吹き込んでいたのは8月8日から二泊三日で行われた合宿の内容でした。
合宿で夜見山神社にクラス全員で参拝して掃除までしたのに帰り道突然の雨で傘への落雷で浜口という男子生徒が犠牲となりパニックとなった越川?星川?という女子生徒が崖下へと現象が収まることはありませんでした。
そして松永が犯した罪とは・・・見回りの教師が現れて慌てて隠れた時勅使河原がやらかしてテープが大変な事になりました。(笑)
肝心な部分は判らず終いですが一応望月が直すという事になりました。
そして綾野と小椋の再登場でまぁた嫌な感じですよ。
綾野一家は落石から乗っていた車が崖下へダイブして小椋兄は自宅に突っ込んだクレーン車で・・・。
こうして核心に迫ろうとすると警告の如く犠牲者が出る仕組みなのかも知れませんがその内容をなぞっているかのようでもあります。
松永の罪とはやはり"死者"を手に掛けた(表現が少しおかしいですが笑)類ののことでしょうね。
その年の最後の犠牲者が二人ということで何かを仕掛けた結果"死者"ともう一人が巻き添えで犠牲になったのかも知れません。
悔いているのは確かのようですが"死者"は別として直接的に手を下したということではなさそうです。
そうであればやはり犯罪者となりますからその後普通の生活を送ることは出来ないでしょう。

さて死者は誰-
怜子(榊原奈緒子)が死者である[=三神(宮牧美沙代)説]とするなら15年前の最後の二人のうちの一人という可能性が考えられます。
松永との卒業後の記憶の齟齬というのも理解し易いかも知れません。
ただこれは松永のテープで語られた二人が最後だとすると当然成立しません。(あれ?二人だけって言ってたかな??)
また前回クラスメイトの法事云々の話もありましたがそれは多分三年前(13回忌)で松永の言う最近とは(恒一が夜見山に来ていた可能性のある)一年半前で怜子の葬儀という事も考えられます。
ただその時点で三年三組と無関係の死者が紛れ込むという事があるのか疑問も残ります。
もうひとつ凄い事を思いついてしまったのですが恥しいのでナイショです。(笑)
一応これだと怜子でも恒一でも"死者"の可能性が出て来ますし一年半前の謎や千曳が恒一の母の死を知らなかった(記憶齟齬ではなく)という事の説明もつきますがちょっと突拍子もないですね。

まぁそれはそれとして未読故にミスリード含めて楽しみたい部分もありますが本編以外にCMや公式でこれ以上混乱させないで戴きたいとも切に願う次第です。(爆)



L(^^).O(^^).V(^^).E(^^)
うんたん♪てへぺろ(・ω<)

KAkashi
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