2014年12月29日(月)~12月30日(火)
 
-SEASON 2- 【2014/15冬18きっぷ01】 [011]

約四ヶ月振りのご無沙汰でした。
2013年一月よりほんの思い付きで始まったふらり旅企画から派生した18きっぷの旅ですが二年目にして初めて冬シーズンも出掛ける事になりました。
昨年は諸々の判断から「冬」は断念したのですが最大の障害であった麻衣年好例の(大晦日)カウントダウンライブが開催されない事が後押しになったのは確かです。
尤もその決定は昨年から決まっていた事でしたが今年11月下旬に決行を判断する迄は特に出掛けようという考えはなかったのでやはり急遽の思い付きである事は間違いありませんね。(笑)
ただし夏(秋)は三日間に縮小でしたが今回は更に一泊二日のミニスタイルとなりました。
タイトルに伊勢とありますが初日に一切登場しないのはこれまでと同様で本来の仕様となっていますのでご承知おき下さいませ。(笑)

過去の18きっぷの旅

<目次>
第一日 12月29日(月)
最終日 12月30日(火)
  神宮
  帰路
あとがき

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[第一日]

12月29日(月)

待ちに待った?初めての18きっぷの冬の旅が始まりました。
18きっぷ自体は冬シーズンに使用した経験もありますがそのケースはあくまでも移動手段が第一義でした。
明らかに向かう方向が違うのですが個人的に西下の際素直に東海道線を下らない事がトレンドになりつつあります。(笑)
尤も逆に帰路は真っ直ぐ東海道線を上る事が多くなったのは(極力時間短縮を優先の為)バリエーションが余りない為です。
関東の山間でも雪予報が出ていたりしてちょっと心配でしたが先ずは決行と判断しました。
出発の時点では雨が降ったり止んだりと言った感じでした。


【 横浜駅05:21 → 上野駅06:08 (504C 東海道東北線) 32.4キロ 】
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トップランナーは京浜東北線(桜木町駅始発大宮駅行)でした。
計画より一本早い列車に乗車できました。
冬なので外は真っ暗でしたが時期的に朝帰りの方々が居たり仕事に出掛ける方々が居たりと中々のカオスっ振りでしたね。(笑)

[乗車47分乗換07分]


【 上野駅06:15 → 高崎駅08:01 (827M 東北高崎線) 101.4キロ 】
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こちらも一本早い列車(10両)に乗れました。
結果的にこれが次の列車で功を奏す形となりました。
本格的な移動開始という事でグリーン車で快適に過ごしました。
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雨は場所に拠ってといった感じでしたが真っ暗だった景色も荒川を渡った辺りから徐々に明るくなって鴻巣駅辺りで完全に明るくなりました。
擦れ違う上り列車の本数が多くて印象的でした。
倉賀野駅を出て八高線の列車と擦れ違いましたが特別な塗色で八十周年記念のものだったのでしょうかね。


[乗車106分乗換09分] 休日グリーン51キロ超780円



【 高崎駅08:24 → 水上駅09:31 (727M 上越線) 59.1キロ 】
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久し振りの高崎駅からは計画通りの移動に戻りました。
湘南色の115系(4両)でしたが一本早く到着出来た事で着席出来ました。
高崎駅出発直前にはかなりの混雑となったので助かりました。
しかも地元利用の方々は少なく車内の状態は最後迄変わる事はありませんでした。
岩本駅辺りから残雪が目立つようになり沼田駅を過ぎていつの間にか雪景色に変わっていました。
この先で乗り換えてトンネルを抜ける前に雪国になってしまいました。
ただ天候としては小雨が降っているかどうかという感じで雪が降っていた訳ではなかったので特に不安はありませんでした。

[乗車67分乗換16分]


【 水上駅09:47 → 越後湯沢駅10:21 (1733M 上越線) 35.1キロ 】
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新潟色の115系に乗車するのは昨夏以来となりました。
まぁ遠出は関西ばっかりでしたから。(笑)
四両編成の長岡駅行です。
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前の列車では水上駅到着前からドアの前に移動して座席確保満々の方々がいてこれが噂の水上ダッシュかと笑いを堪えていたのですが流石に早足程度でしたね。(笑)
自分は国境を越えるだけなので最初から諦めて高みの見物でしたが連絡階段が先頭車両の直ぐ先だった為に混雑が酷かったのでしょうかね。
次から(あるなら笑)先頭には乗りません。(笑)
この列車では後ろの方に乗車しましたが前の列車程の込み具合ではありませんでした。
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景色はすっかり雪国の様相でした。
上越線は割りと乗車経験がある路線なのですが冬の時季となると新幹線で往復した事があるだけで初めての事でした。
ただし今年の春先は地元でもふらり旅でも妙に雪と縁がありましたので驚くべき車窓と言う事でもなかったです。(笑)
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国境の長い新清水トンネル(13500m)を抜けてもそこはやっぱり雪国でした。(笑)
まぁ正確には上りの清水トンネル(9702m)がモチーフ(物語当時は単線)だそうです。
途中トンネル内で二駅(湯檜曽駅土合駅)停車したにせよトンネルは10分程の時間を掛けて通過していました。
その二駅でもそれなりの乗降がありました。
18きっぱーの他地元の方々も少なくなく手ぶらでスキー(スノボ)といったグループもいましたね。
越後湯沢駅に到着すると7分停車となりますが多分それに関係なく殆どの乗客が下車していました。
まぁ自分もその一人です。(笑)

[乗車34分乗換27分]


ここで18きっぷの旅は一旦休止となります。
この日のハイライトでもある路線と列車に乗車しました。


[番外]

【 越後湯沢駅10:48 → 直江津駅11:37 (はくたか6 上越北越急行信越線)
 84.2キロ 】

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スノーラビットじゃないのか。(笑)
そんなこんなで
来春の北陸新幹線開業で廃止となる特急「はくたか」に乗車しました。
お目当てはやはり北越急行ほくほく線の初乗車と160Km/h運転ですね。
乗車した6号は後3両が和倉温泉駅行で前6両が金沢駅止まりでした。
自由席は2両(6・7号車)となっていて帰省シーズンでもありますし指定席のデッキの方まで人が溢れていた模様です
今夏の「スーパーあずさ」(しかも二日連続)を思い出しますが(笑)自分は前寄りの指定席でしたので特に気付かなかったです。
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残すところ三ヶ月を切っていますから越後湯沢駅もすっかりさよならモードです。
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静かに越後湯沢駅を定刻出発しました。
一時間に満たない僅かな乗車ではありましたがこの時の高揚感には変わりはありません。
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六日町駅迄はJRの上越線を下りますが新幹線開業以前は数多の在来線特急が走った複線の大幹線らしくかなりのスピード(120km/h)でした。
かつての在来線特急「はくたか」(上野駅発長岡駅経由金沢駅行)もまた同じ路線を走っていました。
豪雪地帯だけあって(降ってはいませんが)雪も凄かったですね。
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六日町駅では先発(10:39)の快速直江津駅行(3832M)を追い抜いていよいよほくほく線へと入りました。
程なく速度も上がってトンネル内では160km/h運転だったと思われます。
トンネル突入の際に二回ほど窓というか壁が動くような感じがあったのですが簡易気密構造(気圧)の関係から遊びのようなものがあるのでしょうかね。
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十日町駅付近では地上にも出て速度が落ちて信濃川も渡りました。
この辺りは昨夏に交差する飯山線乗車の際に通りました。
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トンネル内の儀明信号場(と思われる)で「はくたか7号」と交換がありました。
あちらは華麗なるスルーですね。(笑)
停止迄の時間が比較的掛かっている感じは如何にも高速運転といった雰囲気で滑らかでまるで滑る様な走行(これは車両だけではなく線路もしっかり対応している)も併せて在来線では中々経験出来ないものです。
久し振りに新幹線以外で特急列車らしい列車に乗車出来た様な気がします。
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平野部に出ると積雪も少なくなって行きJR信越線に合流する犀潟駅の辺りでは殆どなくなっていました。
天気が好いという訳ではありませんが特に雪はおろか雨も降っている様子はありませんでした。
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徐行区間があったため5分の遅延で直江津駅に到着しました。
ほくほく線沿線の駅では「はくたか」を撮影する子供さんの姿もあったりしてその時のカウントダウンはもう始まっているようでした。
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ハイライトの抜粋のようではありましたがこうして乗車する事が出来て(実は十年来の願望でした)良かったと思います。
若しかしたらもうワンチャンあるかもです。(爆)

[乗車49分乗換16分] 特急1940円乗車1350円(北越急行含)


ここから再び18きっぷの旅に戻りました。
漸く遥か新潟県からいよいよ目的地に向かいます。(笑)


【 直江津駅11:53 → 長野駅13:29 (346M 信越線) 75.0キロ 】
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降り立った直江津駅では向かいのホームに停車していました。
そして日本海縦貫線名物?の「北越4」号遅延で出発が数分遅れたのでした。
対面とは言え1分乗換(11:52着)で遅れるのはどうかと思ったりもしない訳でもありませんが昨夏今春とすっかり身に染みていますので(またか・・・)くらいの感想です。
尤もそもそも自分が乗って来た「はくたか」も遅れていましたしその影響があったのかも知れません。
まぁ名物ですから諦めもつきますしこの時点で次の乗り継ぎも問題ないと思われたのでいいのですが実はこれが盛大な遅延祭り?(笑)の序章だったとはこの時はまだ思いもしませんでした。
列車は3両で乗車率としては立ち客も出るそれなりの混雑(自分は着席出来ました)といった感じでしたが優等列車が走らない路線ですから致し方ないのでしょう。
8割程度は長野駅迄の乗客といった感じでした。
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脇野田駅の移設が終わっていて若干驚きましたが考えてみれば新幹線開業迄三ヶ月を切っているのですから当然でしょうね。(笑)
それと同時に上越妙高駅に改名されるのでこちらもあと僅かです。
時々自分でも理解出来ない頓珍漢なリアクションをとってしまったりする事があるので困ったものです。
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スイッチバックの二本木駅にJR時代に再び訪れるとは思いませんでした。
相変わらずの手際の良さでサクサクと駅入線から出発をしていました。
再び山の中へと向かっていたので段々と雪が深くなって行きましたがやはり降雪降雨はありませんでした。
長野駅へ近付くに連れプチラッシュ状態になりました。
この辺りの乗車率の高さは新幹線開業で変わって来る可能性もありますがそれ以前に三セク化で両数減や減便の方がありそうですね。
結局長野駅には定刻で到着していたように思います。

[乗車96分乗換10分]


【 長野駅13:39 → 松本駅15:14 (2240M 信越篠ノ井線) 62.7キロ 】
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先ず着席は無理だろうと長野駅ではトイレに寄ったりのんびり乗換えをしました。
2両編成のワンマンでやっぱり混雑気味でした。(笑)
周辺の宅地化が進んでいる今井駅では多少の下車がありましたが基本殆どの乗客が松本駅迄の乗客でした。
ずっと座って来ていて立つ覚悟は出来ていたとは言え初乗車路線でもないですしやはり90分超は厳しいです。
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姨捨駅付近の景色はまるで墨絵のように綺麗で良かったですが交換列車が遅れているというのはテンションが下がりました。(笑)
聖高原駅では後続の特急「しなの」の遅延で待たされましたし松本駅の手前の平瀬信号場でもまた(笑)「しなの」に待たされました。
尤も後者は特急列車を尻目に先発しましたから良しとしときましょう。
結局数分の遅れで松本駅に到着となりました。

[乗車95分乗換41分]


松本駅では15:35発の列車(834M)に乗車でも良かったのですが次発でも間に合うので気分転換に外に出てみました。
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まだ16時前だというのに気温3度で寒かったです。
時折小雨がぱらつく感じでしたが駅周辺の積雪は皆無でした。


【 松本駅15:55 → 塩尻駅16:11 (1536M 篠ノ井線) 13.3キロ 】
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遅延祭絶賛開催中ということで(笑)先発(15:53発)の「しなの18号」の遅れで6分遅れでの出発となりました。
次の連絡時間は6分なので朝のように先行しておけばと頭をよぎりましたが乗り継ぐ列車はおまけのようなものなので最悪予定変更で対応すればいいとは思っていました。
果たして6分どころか7分遅れ(笑)の到着でしたが乗り継ぎ列車は待っていてくれたのでした。

[乗車16分乗換06分]

【 塩尻駅16:17 → 辰野駅16:37 (162M 中央支線) 18.2キロ 】
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中央支線残りの初乗車の為の寄り道でした。
岡谷駅から辰野駅は飯田線544M乗車の際に乗っています。(やっぱり雪でした笑)
連絡の為待っていてくれたので3分遅延での出発でした。
飯田線直通がある岡谷側から比べると本数が少ないので内心はほっとしていました。(笑)
2両編成のワンマンでしたがガラガラでした。
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軽快に走行する感じでやはり元々は本線だったからなのかと思いました。
ホームの長さにもそれを感じさせられました。
雪の所為なのか結構外は明るい感じもありましたが辰野駅に着く頃にはすっかり暗くなっていました。

辰野駅を基準にすると塩尻駅から直接なら20分で岡谷駅経由だと23分(+方向転換数分)となりますが本数を増やせば交換設備等や方向転換も直接では辰野駅で必要になって来ますから中央東線の補完という意味も含めれば現状の形がベストなんでしょうね。

[乗車20分乗換10分]


【 辰野駅16:47 → 岡谷駅17:00 (229M 中央支線) 9.5キロ 】
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寄り道は終了しましたので後はこの日の最終目的地を目指すだけですがやっぱり交換列車の遅延で遅れての出発となりました。
まぁよく考えれば想定出来る事でしたが結構12時間も列車に乗っていると頭が働かなくなるのは確かです。(笑)
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川岸駅の真横を流れる天竜川です。

[乗車13分乗換03分]

【 岡谷駅17:03 → 松本駅17:31 (441M 中央篠ノ井線) 25.0キロ 】
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ちょっと小走りになりましたが何とか乗り換え出来ました。
多少の遅延になったかも知れませんね。
本来なら塩尻駅で乗り換えですが7分差で乗り継ぎが出来ずに87分待ちになってしまう為終点の松本駅迄乗車する事にしていました。(18きっぷだからこその芸当です笑)
ただこの日のパティーンからすると7~8分の遅れが出ていてもおかしくなかったですが頭が回らず塩尻駅で様子を伺う事はしませんでした。
(多分そこまでの遅れはなかった筈で自分が乗った列車はレアケースだったように思います笑)

[乗車28分乗換51分]


またもや松本駅の外に出てみました。
電光掲示板の気温は3度のままでしたが雨のパラパラの頻度は高くなっていました。
買物等で時間を過ごしました。


【 松本駅18:22 → 中津川駅20:51 (838M 中央線) 108.2キロ 】
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この日一番最長の距離時間の列車です。
単線区間がある為距離に比べて時間が長いです。
やはり下り「しなの」の遅延で数分遅れての出発となりましたがよく考えると塩尻駅迄は複線ですのでどういうメカニズムで遅れが波及したのか謎ですね。。
まぁ特に時間に汲々として居た訳でもないので無問題でした。
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4両編成の列車は当初からガラガラで夜のまったり列車移動好き(笑)としては堪らなかったです。
景色は楽しめませんが考え事をしたり時折窺える車窓の灯り等以外に退屈しませんし退屈すればウトウトするだけだったりします。
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上松駅では後続の「しなの24号」の遅延で(笑)4分の遅れが発生しましたが最終的に定刻通り中津川駅に到着しました。

[乗車149分乗換09分]


【 中津川駅21:00 → 名古屋駅22:21 (706M 中央東海道線) 79.9キロ 】
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この日の最終ランナーでゴール迄100キロを切りました。
8両編成(トイレ付)で時間が時間でしたのでガラガラでした。
なのでロングシート車で釦式扉ではなかったので駅に着く度寒かったです。(笑)
名古屋駅に近付くに連れて続々と乗車がありましたが流石に席が埋まる事はありませんでした。

[乗車81分]


横浜駅-上野駅-高崎駅-水上駅-越後湯沢駅 228.0キロ 参考3890円
(越後湯沢駅-直江津駅) 特急列車及び北越急行利用
直江津駅-長野駅-松本駅-塩尻駅-辰野駅-岡谷駅-塩尻駅 190.4キロ 参考3260円
塩尻駅-松本駅 13.3キロ 参考230円
松本駅-中津川駅-名古屋駅 188.1キロ 参考3260円
 17時間00分 619.8キロ(別途84.2キロ 合計704.0キロ) 参考10640円 
  グリーン51キロ超780円 特急1940円 乗車1350円(北越急行含)
  初乗車 中央支線(辰野駅-塩尻駅) 18.2キロ


通常であれば横浜駅から名古屋駅は6時間程(337.2キロ)で移動可能ですが今回は約倍の距離を約三倍の時間で移動した事になりました。
列車のちょっとしたハプニング(主に遅延ですが笑)はありましたが特に計画を変更することなく移動が出来ましたし目的も達成出来ました。
春といい雪に縁の深い18きっぷですね。(笑)
名古屋駅の改札を出て外のビルの電光掲示板を見ると気温6度でした。
確かに寒かったのですが心なしか柔らかい感じがしました。
名古屋には泊まるどころか駅の外に出たのも4年振りの事でした。

記事内目次
記事先頭


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 [最終日 -二日目-]

12月30日(火)

さて二日目ですがもう帰る日です。(笑)
夕方近く迄の予定があります。
前日頑張り過ぎた?為なのか若干寝坊してしまい朝に少し散策をしようかと思っていたのですが駅に直行する事になってしまいました。
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取り敢えず写真だけは何とか撮ってみました。(笑)
寒さはそれ程でもなく天気も好かったです。


【 名古屋駅08:37 → 伊勢市駅10:15
 (みえ91 関西伊勢鉄道紀勢参宮線) 108.4キロ 】

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先ずはこの日のトップランナーの快速「みえ91号」で伊勢市へと向かいました。
同じ時間帯で「みえ1号」がありますが生憎土曜休日運休で年末年始は休日ダイヤと言う事で代わりの臨時列車なのですが「1号」は鳥羽駅行で「91」号は手前の伊勢市駅止まりになっています。
ただし列車番号は変わりますがそのままの車両で普通列車として鳥羽駅迄向かうのは時刻表で確認出来ます。
(何故そういった形を取るのかはっきりとは読み取れませんが単純にわかりやすさからでしょうかね)
混雑する時期でもありお盆同様指定券発売日には時間前の事前受付があるほどですが実は発売日当日に寝坊をしてしまって自由席もありますし駄目元で昼頃に窓口に行ったところ何故か往復共に席を確保出来たのでした。
東京駅方面からの新幹線も到着している時間帯ですし不思議なのですがまぁ臨時列車であったり1名だったりと色々理由は考えられそうです。
2両編成で指定席が1両の半分(6列×4席)だけの設定(満席)でしたのでそもそもの需要が少なかったのは確かなんでしょうね。

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慌しく岐阜駅方から入線して慌しく出発したのですが愛知県内では三回(八田駅・春田駅・永和駅)で列車交換停車(客扱いは三重県に入って直ぐの桑名駅が最初)があり時間帯的にホーム容量が足りていないのかも知れませんね。
かなり頻繁な印象で事前にその旨のアナウンスもありました。
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桑名駅を過ぎてからは富田駅での一時停止と富田浜駅での交換がありましたが後者は特急「南紀」を待たせてそのままスルーして(笑)至って順調に四日市駅に停車して二つ先の河原田駅から伊勢鉄道(河原田駅-津駅)へと入りました。
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18きっぷは使用不可なので車内で清算しました。
伊勢鉄道は非電化ですが全線(22.3)のうち河原田駅-中瀬古駅間(12.7キロ)は複線の堂々たる路線でした。
鈴鹿サーキットも見ることが出来ましたね。
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津駅の手前で紀勢本線と合流しましたが以前亀山駅から津駅迄乗車した事があります。
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津駅は桑名駅に続いて近鉄の姿もありました。
ここから先は初乗車区間となりました。
六軒駅では列車交換待ちがあり今度は上りの「みえ」がスルーして行きました。
松坂駅に続いて停車した多気駅では紀勢線と分かれて参宮線に入りました。
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分岐は参宮線が直進して紀勢線がカーブで離れて行く形でしたが元々の成り立ちが関係しているようですね。
亀山駅からの普通列車が参宮線に乗り入れているのもそれを考えれば違和感もありません。
暫く走って終着の伊勢市駅に到着して大部分の乗客は下車しました。
ただし車内アナウンスでそのまま普通列車として鳥羽駅迄向かうという案内があり自分を含めた一部の乗客は車内で待機しました。

[乗車98分乗換07分(普通列車として引き続き鳥羽駅迄運行)] 指定520円伊勢鉄道510円


【 伊勢市駅10:22 → 鳥羽駅10:39 (3917D 参宮線) 14.1キロ 】
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七分間のインターバルで列車番号は変わりましたが同じ2両編成の普通列車として出発しました。
途中の二見浦(ふたみのうら)駅では纏まった乗車がありました。
駅名が「ふたみがうら」ではなくて間違えて覚えていたのですが夫婦岩で有名な景勝地とは違う読みになっているようです。
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海が見えると程なく終着の鳥羽駅に到着しました。

[乗車17分乗換21分]


折り返し時間が多少ありましたので駅の外に出てみました。
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天気が好くて寒さも余り感じられませんでした。
海も近いようです。
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JR側は閑散とした雰囲気もありましたが反対側に乗り入れている近鉄の方は賑やかでした。


【 鳥羽駅11:00 → 伊勢市駅11:16 (みえ10 参宮線) 14.1キロ 】
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折り返しの列車に再び乗車しました。
今度は鳥羽駅から「みえ」号となるので名古屋駅寄りの2号車(自由席)でした。
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鳥羽駅を出て通過となる臨時(夏季限定)の池の浦シーサイド駅辺りで海が望めます。
再び伊勢市駅に戻って下車しました。

[乗車16分]

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この旅のもうひとつのハイライトであり最大の目的地へと向かいました。
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伊勢市駅から500m程歩くようでした。
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勿論お伊勢さんです。
伊勢神宮(正式名称は神宮)の豊受大神宮(とようけだいじんぐう)-外宮(げくう)-ですね。
外宮から内宮(ないくう)の参拝順序が正式だそうなので先ず最初に向かいました。
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一礼してから鳥居を潜る方が散見出来ましたが他では余り見られない光景ですが正式な作法のようでした。
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鳥居から立派は木々の間を少し歩くと正宮に到着しました。
二拝二拍手一拝
でお参りさせて戴きました。
正宮内は撮影禁止となっています。(そもそも神様にカメラを向けるのは・・・)
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記念に立派な絵馬(観賞用500円)を拝受させて戴きました。
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内宮へ向かう為(徒歩では一時間程度だそうですが)外宮前からバスに乗る事にしましたがバス停は長蛇の列でした。
多少風がありましたが天気も好くて寒さもそれほど感じなかったので待つのは苦ではありませんでした。
路線バスは伊勢市駅に寄って来るのではかなりの混雑で間に入る臨時バスだと空で来るのですが15分程度待って路線バス(臨時と共に430円)に何とか乗車出来ました。
臨時ですと途中駅に寄るだけのようですが路線の場合は全てのバス停を通る為20分程度で内宮前に到着しました。
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皇大神宮(こうたいじんぐう)-内宮(ないくう)-です。
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鳥居を潜って五十鈴川に掛かる宇治橋を渡りました。
外宮とは違いかなり歩きましたがやはり自然に囲まれていて清々しいものでした。
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手水舎で清めたあと五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)という場所があって川でも清めました。
聖なる場所だけあって(当然釣り等ご法度でしょう)直ぐ傍を魚が泳いでいるのが確認出来ましたが人間に対して一切警戒心がなかった事からも特別な場所であると強く感じられました。
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正宮の近くには立派な神楽殿もありました。
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木々に囲まれた正宮にお参りさせて戴きました。
二拝二拍手一拝
です。
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こちらでは五十鈴川(土鈴500円)を記念に。
参集殿の脇を抜けて行くと宇治橋の前に戻りました。
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帰りは事前に「きっぷ」を窓口で購入して臨時バスに乗れました。
女性の運転士さんでした。
五十鈴川駅で下車があったので着席出来ました。
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宇治山田駅は雰囲気のある駅舎でした。
内宮前から15分程で伊勢市駅に到着しましたが下車は僅かで大部分の乗客は外宮前まで向かうようでした。
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二時間半程度という駆け足でのお参りとなりましたが神々しいというのか特別な聖域といった雰囲気に溢れている場所でした。
普段帽子を愛用していますが之までは拝殿前で脱帽するのが普通でしたが今回は鳥居の前で脱帽していました。
無論多少は神宮の知識等からという部分もあったと思いますがそれでも本当に自然にそうしていたのは確かです。
どちらかと言えば普段とても信心深いとは言えない自分としては驚きの事でした。
天気にの恵まれて神宮の皆さんや街の皆さんも親切で心が和やかになれました。
またゆっくりと訪れてみたいと思いました。

記事内目次
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【 伊勢市駅14:20 → 名古屋駅16:03
 (みえ16 参宮紀勢伊勢鉄道関西線) 108.4キロ 】

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帰りも「みえ16号」の指定席を取っていました。
この列車は4両編成で指定席は1両でした。
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車内では伊勢名物「赤福」を食べました。
上品な甘さで漉し餡好きには堪らないですね。
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伊勢鉄道の車内清算もしました。
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名古屋駅に向けて快調に走行していましたやはり愛知県に入ると列車交換の運転停車がありました。
もう帰るだけだったのでウトウトしたり景色を眺めたりとのんびりと過ごしていました。
名古屋駅目前で見えたビルの電光掲示板には気温15度と表示されていました。

[乗車103分乗換27分 指定520伊勢鉄道510円]


【 名古屋駅16:17 → 蒲郡駅16:58 (新快速5342F 東海道線) 55.4キロ 】
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余り期待はしていなかったのですが何とか着席出来ました。
8両編成でそこそこの混雑でしたが徐々に空いて行きました。
岡崎駅を過ぎた辺りでだいぶ暗くなっていました。

[乗車41分乗換02分]


【 蒲郡駅17:00 → 浜松駅17:58 (3184F 東海道線) 53.5キロ 】
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蒲郡駅ではこれまでありませんでしたが初めて先着していた普通列車に乗り換えました。
乗って来た新快速の終着である豊橋駅を越えて浜松駅迄向かう列車でした。
皆さんよくご存知?で多数の乗換えがありました。
座席も確保出来ましたので良かったです。

[乗車58分乗換12分]


【 浜松駅18:10 → 熱海駅20:37 (460M 東海道線) 152.5キロ 】
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浜松駅では対面に先発(18:00)の掛川駅行(832M)には目もくれず(笑)階段を通って隣のホームへの移動となりました。
5両編成で前2両はワンマン仕様の車両で後ろの3両と共にトイレ付でした。
この日一番の移動距離となりますがホント捗る列車です。(笑)
座席の確保も出来ました。

[乗車147分乗換分]


【 熱海駅20:41 → 横浜駅22:03 (526M 東海道線) 75.8キロ 】
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最小限の乗換えであっという間にラストランナーでした。
何時もの事ですがJR東日本管内に戻って来ると落ち着きます。
15両編成で特に混雑する事無く無事に戻る事が出来ました。

[乗車82分]


名古屋駅-河原田駅 44.1キロ 参考740円
(伊勢鉄道 河原田駅-津駅)
津駅-鳥羽駅 56.1キロ 参考950円
鳥羽駅-伊勢市駅 14.1キロ 参考230円
伊勢市駅-津駅 42.0キロ 参考740円
(伊勢鉄道 津駅-河原田駅)
河原田駅-名古屋駅-蒲郡駅-浜松駅-熱海駅-横浜駅 381.3キロ 参考6300円
 13時間25分 537.6キロ 参考8960円 (別途22.3キロ×2 合計582.2キロ)
  伊勢鉄道 510円×2
  初乗車
   紀勢線(津駅-多気駅) 19.1キロ
   参宮線(多気駅-鳥羽駅) 29.1


天気も好く穏やかな陽気でいい一日となりました。
初めてお伊勢さんにお参りさせて戴きましたがとても良かったですね。
帰路も極めて順調で楽に移動出来ました。

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記事先頭

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[あとがき]

一泊二日間という日程でしたがとても充実した中味の濃い旅でした。
今回はふたつの目的があった訳ですが夫々に出掛けて良かったと思えしっかりと印象が刻まれました。
やはり自分の目で見るという事は大切ですしそこで初めてわかることもあるんだと実感出来ました。
飽きる程列車に乗って尚且つ(少しだけ笑)観光をしてこれほど贅沢な時間の使い方はないのかも知れませんね。

単なる移動で18きっぷを使っている方々からすればアホらしい事この上ないのかも知れませんがそれをそっくりそのままお返ししたいと思えるほど楽しいものでした。
(まぁ一部18きっぱーのマナーの悪さは(それ以前の問題としても)色々と感じましたが敢えて書く事はしません。そういった事から発売停止になる可能性もある訳でそれで困るのはそういった方々でしょうから・・・)



最後迄拙文長文にお付き合い戴きまして有難う御座いました。


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L(^^).O(^^).V(^^).E(^^)
うんたん♪てへぺろ(・ω<)

KAkashi

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