咲谷記念館



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第10話 「Glass eye -漆黒-」

脚本 檜垣亮
絵コンテ ひいろゆきな
演出 ひいろゆきな
作画監督 小島明日香

03月14日(水) テレビ神奈川(tvk) 25:45

★★★★★


いよいよ合宿が始まりました。(男子10名女子9名引率男女各1名)
望月(山本和臣)の直したテープから"現象"を止める方法が明らかになります。


アバンは先週のおさらいといったところですが合宿で"現象"が止まった事があるというのも噂になっています。
まぁ神社にお参りだけじゃダメなんですが・・・。
予告で号泣する赤沢(米澤円)は夢オチでしたがやはり二年前の赤沢の妹だったようです。
そこに出て来たのはパジャマ姿の恒一(阿部敦)でした。
やはり1年半前夜見山に来ていたのかそれとも記憶の混濁か(病室でも握手していた)何とも言えませんね。
合宿が始まり望月が直した松永(高橋伸也)のテープを持参して恒一・鳴(高森奈津美)・勅使河原(前野智昭)・望月の四人で聞くことになります。
確かに独りでは聞けたもんではないでしょうね。
テープは2名の犠牲者を出した落雷後を語ります。
●●と喧嘩になり過って命を奪ってしまうが翌朝その現場を見に行くと●●の姿はなかった。
クラスメイトも●●を知らないと言い合宿参加者も20名ではなく19名だったと。

名前の部分に入るテープのノイズが不気味ですが改竄されてしまったようです。
松永以外の記憶も早々に改竄(というか元に戻った)されていました。
突発的な偶然ですが
死者を死に還す
ということで"現象"が止まることは確かなようです。
何れ自分の記憶が改竄されることを見越してそれもテープに残したのは正解ですね。
現在の松永が何も覚えていないことからしても大殊勲ですが死者を見付ける事以上に"実行"は簡単ではないように思います。
松永は罪の意識を感じてはいましたが偶発的な事故とも言える状況でした。
夕食となり(ナイフフォークの洋食とは本格的ですが笑)赤沢が対策係として災厄を止められなかったということで謝罪がありました。
そして更に"いない者"担当に鳴にも謝罪を要求します。
恒一は意味がないと言いますが鳴は謝罪をします。
実際鳴も意味があるとは思っていないのでしょうけども赤沢の気が少しでも収まればといったところでしょう。
赤沢にしても自分の不甲斐なさや恒一と鳴の仲の良さに嫉妬している部分もない訳ではないでしょうし無意味なことも理解している筈です。
理不尽な現象になす術がないからこそ何処かにその原因を求めて少しでも気休めにしたいのでしょう。
その時和久井(小林康介)が喘息の発作に襲われます。
何か合宿所に着いてからも喉の調子を気にしている感じでした。
吸入薬も空で持病もちが甘いなと思ったら電話も繋がらないとか何処の山奥なんでしょう。(笑)
千曳(平田広明)が車で病院へ運ぶ事になります。
その後に恒一は鳴から感謝の言葉と部屋へのお誘いを受けますが無論むふふな展開などはなく恒一の母の3年3組の写真を見せて貰う為です。
恒一君残念だったね。(笑)
鳴は何故か眼帯を外してクラス写真を見ていました。
恒一の母と怜子(榊原奈緒子)が似ていると言い怜子が絵を書くことを気にしているようでした。
そして鳴の生い立ちも明らかとなります。
実は鳴は従姉妹の亡くなった藤岡美咲とは双子で母・みつよと双子の霧果-ゆきよ-(原田ひとみ)が子供を産むことが出来なかった為に養女に出されたのでした。
小学5年生で真実を知り(婆さん・・・)未咲とも仲良くなって隠れて会うようになっていたのですが詳しくはDVD0巻で。(笑)
要するに鳴の実の姉妹である未咲が亡くなったのは恒一が入院中の4月(27日)のことで「もう始まってるかも知れない-」の真相ということです。(未来に咲くではなく未だ咲かずと読めるのも悲しいですね)
5月に"いない者"に指名された鳴が黙って引き受けたのは以前言っていた理由の他に諦観が少なからずあったのかも知れません。
そして人形の左目で見えないものが見える邪気眼と電波なことを言ってましたがどうやら本当に右目では見たことのないような「死の色」が見えるらしいです。
だから恒一は死者ではないと断言していましたし自らも違うと言っていたのです。
もう鳴に任せとけばいいじゃんとか思っていたら既に誰が"もう一人"であるのか知っているようでした。
そして・・・
勅使河原が殺っちまったらしいです。(誰かと口論してるみたいでしたね)
ずっと影が薄かった風見(市来光弘)ですか?
まぁ勅使河原が"もう一人"でもない限り死んでないというオチじゃないかと思っています。
一応災厄を止める方法と死者であるもう一人を判別する方法(既に判明?)が明らかになってもうネタバラシだけかと思いきや次回は惨劇が待っているようでそうは問屋が卸さないと言うのか容赦がないですね。

死者は一体誰かということですが鳴に聞いた方が早いと思います。(笑)
あくまでも3年3組関係で亡くなった人間が紛れ込むのであれば赤沢ということになるんでしょうか。
他にはクラスとの関係性が明らかではありませんが恒一はある条件でなら可能性はあると思います。
玲子が恒一の実の母であれば。
まぁ一応鳴が否定している以上可能性は薄いんでしょうね。
本命は怜子=三神(宮牧美沙代)説という事になるのかも知れません。
前回頓珍漢な事を書いていましたが(忘れて下さい笑)千曳が恒一の母が(災厄で)亡くなったことを知らなかったのはやはり不自然ですし2年(1年半)前に亡くなっているとすれば恒一が夜見山を訪れていたということも確かになります。(赤沢の夢は記憶が当時と見舞いの時とが混在している?)
何故恒一の家に紛れ込んでいるのか不明ですが寧ろ三神という名前が改竄されている可能性もありますね。
ただそうなると姉妹を失った”災厄"に呪われた家ということになってしまいます。
それでも恒一がいるからまだいいのかとはやっぱり軽々しく言えないですね。
双子フラグも気になるところなんですが・・・。

残り僅かですしそれほど犯人(死者)探しには重点を置かずに楽しもうかと思います。
結末としては今後"災厄"が起こらないところまで持っていって欲しいものです。
頼むよ恒一君。(笑)



L(^^).O(^^).V(^^).E(^^)
うんたん♪てへぺろ(・ω<)

KAkashi
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