顔を上げろ。地べたに希望は転がっていない。



以下この記事には作品の核心に触れる内容(ネタバレ)が含まれている可能性があります。

ZETMAN

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【第09話】 「形見の行方」

脚本 冨岡淳広
絵コンテ 坂口竜太郎 本多康之 高谷浩利
演出 坂口竜太郎
作画監督 池内直子
総作画監督 高谷浩利 鈴木勤

05月30日(水) ニコニコ動画 00:30

★★★★★


セキュリティ厳重な天城邸に易々と入り込む"透明人間"がいます。
どうやら灰谷(遊佐浩二)の手下のようですが人(浪川大輔)や高雅(宮野真守)も急行しています。


予想外の結果としても光鎧(飯塚昭三)の言うところの"親しい者を作るな"という部分で弱い部分を狙われてしまった訳で皮肉なものです。
灰谷の目的も当然小葉(花澤香菜)の預る"赤い石"であるのは明白です。
"透明人間"は特殊なスーツで姿を消していたようですが小葉の部屋で姿を現すと人の姿をしていました。
灰谷サイドは科学技術的にもかなりのものですね。
人に起され驚く小葉ですが普段の人より乱暴な雰囲気で違和感もあります。
小葉は疑問に感じていないようですがそれ以前に就寝中の寝室に勝手に入り込んだ時点でもっと驚くべきでしょう。
これだからお嬢様は。(笑)
天城邸へとヘリで向うご一行の中には人の姿もありどうやら偽物だった模様です。
生体センサー等をものともせずあっさり侵入したあたりクローンか何かと言う事なんでしょう。
そして赤い石のペンダントが人[偽]に渡る寸前にヘリが到着し人と高雅が屋敷に入ると人[偽]が日本刀片手に現れます。
それも二人。
人の血液から作られたクローンでした。
光鎧は不可能だと驚きますが杉田(伊藤栄次)は「人のZ因子が不完全だから」こそ可能だったのではと推測しています。
人は変身ガムを噛み高雅も果敢にクローンへ挑みますがポン刀相手に怯まずにかなりやります。
高雅のヒーロー願望が口先だけではないのは疑いようはありません。(アレな部分はご愛敬で笑)
光鎧は隙を突いたクローンの凶刃に襲われそうになりますが杉田が盾となって倒れます。
更に攻撃は止まらず肩口を斬られた光鎧は人に救われます。
光鎧達が退避して仕切りなおしといったところでクローンの一体が溶け出しもう一体は刀を手にした人が一撃一閃真っ二つです。
高雅はプレイヤーの死で元に戻った人に感動していますが(笑)小葉の部屋へと向います。
人はヘリに向いますが「完全体を見たかった」という言葉を残し杉田は絶命します。
光鎧は衝撃を受けていますが自分を庇ってのこともあるでしょうし今後の研究への影響についてもあるのでしょう。
高雅が部屋につくと小葉は呆然としています。
人が駆け付け姿を見ると怯えています。
ペンダントは二郎(堀勝之祐)の手に渡ってしまいました。
クローンは時間経過で溶けてしまうようです。
つか一郎(南央美)は二郎の子供なんですね。(笑)
そして悪い顔をして天城邸を爆破しています。
灰谷は楽しそうです。

花子(伊瀬茉莉也)は実家に戻っていましたが世間体だけを気にする両親に耐え切れず再び家を飛び出します。
また頭痛に襲われていますがこの設定引っ張りますね。(笑)

自宅を爆破され清造(広瀬正志)の元にはクローンが写った防犯カメラの写真が渡りますが加部(楠見尚己)から光鎧なら知っているのではと言っています。

人や高雅を前に入院先で光鎧は赤い石が奪われ灰谷に渡ったと推測しますが何より何故灰谷が赤い石を知ったのか人のクローンの技術と資金はどこからなのかが謎であると話します。
プレイヤーにそこまでの力があるのか懐疑的でもあるようです。
Zの完全体は夢かと落胆していますが赤い石に依って人をプレイヤー側に引き込もうとしているのではないかと危惧しています。
高雅は「そんなことは許さない」とかなり芝居掛かっていますが(笑)それでも大真面目で戦う事を宣言します。
辛い時こそ顔を上げろ。地べたに希望は転がっていない。
人もまた光鎧をかつて自分が佐山警部(菅生隆之)から貰った言葉で励まします。
人はZであっても人間らしく成長していて黒服もニンマリです。
その時花子から人にメールが入ります。

小葉と葉子(久川綾)はアルファス基地に避難していますが小葉は怯えきっています。
何一つ事情を明らかにしてもらえないことも一因のようです。
小葉にとって一連のプレイヤーの事件への恐怖は小さい頃の光鎧に対する恐怖心と似ているようです。

光鎧がヘリで退院するのを見送ったあと高雅の前に清造と加部が現れま防犯カメラの写真を見せますが高雅は一言「偽物」と告げ立ち去ります。
高雅は人と合流して「一緒に居たほうがいい」と言いますが人は野暮用で拒否です。

一人になった人の前にマスター(石井康嗣)が現れます。
正体を知っている事で人は警戒しますがマスターはエボルのトップで最初に人間へ牙を剥いた張本人というところで一触即発状態になると掃除人(小山力也)まで登場します。

アルファスのデータがアマギ本社に渡り憤る高雅ですがそれは抗える流れではないようです。
高雅は「アルファスに重大な使命が課せらている」と言いますが早見(鈴村健一)は何故高雅なのかと疑問を呈します。
しかしヒーローが人々を守る為に立ち上がるのは当然だと言う言葉に早見も納得したようです。
多分。(笑)

人の前に現れたマスターは天城邸の一件を謝罪し灰谷の独断である事を伝えますが要するに自分達では手に負えないから人に任せたいと言う事です。
敵の敵は味方。
それでも人は敢えて共闘に乗る事を伝えます。

アマギの社長室には葉子が訪ねます。
家庭を顧みようとしない清造に抗議をしますが親である前に社長と断言する清造には馬耳東風です。

アルファス基地ではスーツ改良に無茶を言う高雅ですが避難していた小葉が居なくなってしまいました。
小葉は街を彷徨っているようです。

佐山は久し振りに"砂かけ婆"の怪事件に出動しています。
これまでと同様に結局捜査しても裏で有耶無耶にされてしまうとしてもそれでもやるという佐山です。

人が部屋に戻ると花子が待っていました。
花子は「人の傍に居たい」と言いますが「周りの人間は皆不幸になってしまう」と人は話します。
街の人間と親しくしないのも恐れがあるからです。
それでも花子の事が気になっていた人です。
結局そーゆーことかよ。(笑)

高雅の元に電話が入ります。
それは二郎からで小葉の行方を知っているというものでした。

さて結構ぐちゃぐちゃですが小葉が一番割りを食っている気がしますね。(笑)
大雑把には善悪で括れますが夫々の思惑で夫々が共闘している部分もあるようですからどう転ぶのか見当がつかないところもありますね。
少なくとも灰谷と二郎に関しては最終的な目的が違うと思います。



L(^^).O(^^).V(^^).E(^^)
うんたん♪てへぺろ(・ω<)

KAkashi
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