「麻衣(きみ)との時間~一期一会~」

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ちょっと時間が空いてしまいました。
まぁ不定期記事なので麻衣ペースで書いて行こうかと思います。

音楽サイトBARKSにて連載対談記事が掲載されています。 → こちら


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倉木麻衣15周年特別企画シリーズ ファンの目から見た15年

「麻衣(きみ)との時間~一期一会~」


第07回 <麻衣SIDE>


二月に15周年最初の関連イベントとも言えるファンクラブイベント(男子限定14日/女子限定21日)の開催がありました。
今月は女子会の開催も予定されていますがやはり5年と言う小区切りとあってか現時点では少し静かなアニバーサリーイヤーのようでもあります。
無論興味の移ろいが早い現代では5年活動を続けて来た事に重みがない訳ではありませんし12月08日迄はまだまだ時間はあります。
寧ろ更なる次の5年(20周年)に向けてのスタートが落ち着いて切られていると解釈したいと思います。

今年のイベントもファンクラブ限定だけあって倉木麻衣をより近く感じる事が出来るものでしたがそもそもが(イメージ戦略の一環として)一般メディアへの露出が最小限で神秘性を感じる事はあっても身近な存在といった認識は薄いものでした。
とは言っても限定的なメディア露出やライブ開催はありましたから一歩踏み込んだファンとライト層ではまた違った感想があるのかも知れません。(当初の私は後者)
何れにしても一方通行的な発信に限られていた事には違いないと思うのですがそうした傾向から転換を始めた時期は何時頃だったのでしょうか。
ファンクラブ関連はある意味”身内”ですから除くとして正式な記録がある訳ではないので定かではありませんが2005年の「Mai Kuraki Live Tour 2005 LIKE A FUSE OF LOVE」の頃ではないかと思われます。
それ以前に関しますと私はライト層であったため細かい部分迄把握出来てはいませんがその年は彼女が大学を卒業して音楽活動に専念した時期でもありますし最初の音楽的転換期でもありましたからあながち的外れでもないでしょう。

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その身近に感じられる行事とは勿論ライブ本編ではなく現在ではすっかり公式化したライブ後の「出待ち」です。
今となってはホールロビー内で行われる恒例行事ですが当時としてはあくまでも非公式のものでありましたし運営サイドが積極的にアナウンスする事も殆どなかったように記憶しています。
武道館ファイナルでは参加者が4~5百人といったところでしたが翌年の「Mai Kuraki LIVE TOUR 2006 DIAMOND WAVE」ファイナルでは2千人規模に迄なっていました。

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今思えばそこがひとつのピークだったようにも思いますがこれは「LIKE A FUSE OF LOVE」のライブDVDでその存在が明らかにされた事に加えて「DIAMOND WAVE」ツアー中の積極的とも思われるアナウンスやインターネットを介したファン同士の繋がりが強化されていた時期に重なっていたという事が主な要因ではなかったかと思います。
そして翌年に更に驚愕の?(笑)イベントが開催されたのでした。

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2007年のファンクラブイベントではありましたがまさかのタイトルが「Mai-K.net "DE・MA・CHI" LIVE DE SHOW」に度肝を抜かれました。
遂に出待ちを公言してしまいました。(笑)
更に驚いたのは彼女が客席内通路を歩いて写メ撮影も可能だったと言う事です。
そして通路側の座席によっては握手も可能だったのです。(こちらは黙認という形でしたが全ての通路を歩くと言う事でもなく特に大きな混乱はなかったかと記憶しています)
私も初めての”ゼロ距離”・・・握手をして貰って大感激したのでした。
その華奢な彼女の手の感触は今でも残っています。(キモくないですか?爆)
そして肝心の写メの方は当時の携帯のカメラ機能が低かった所為もあって収める事は出来ませんでしたが十二分に満足していました。
この辺り写メのみOKとは座席に依って光の回り具合もかなり差がありますし何より客電も明るくありませんから流石版権に煩いビーイングだけあって絶妙な落とし処でした。
この年のイベントでは握手して貰った名古屋の他仙台にも遠征したりと思い出深いものがありましたが結局は最初に最後のチャンスが訪れたということになりました。
こうして彼女は本当の意味で近しい身近な位置まで降りて来てくれたのでした。

ただこの年は海外遠征元年でもありましたし発表されていた翌年迄のツアーが年内に縮小されたりファンクラブイベントも常識的なものだったりちょっと触れ合いの部分では小休止だったように思います。

ライブに関連した同じような行事に「入り待ち」があるますがこちらは運営サイドの対応が洗練されて(笑)定着するのはもう少し後になるかと思われますが現状でも限りなく非公式に近いようなところもありますがある程度浸透しているのは確かでしょう。

どちらの行事もあくまでも(建前ではなく)運営サイドの好意でありオプションに過ぎないものであると捉えているのですが一方で既得権益であるかのような勘違いをされている方達の存在を感じられ非常に残念な事でありますしくれぐれも運営サイドのみならず近隣に迄迷惑を掛ける事がないようにお願いしたいと思います。
当初は賛否ある状況でしたが否定的な方達の多くはファンから去ったと思われ現在もファンであり続ける方は参加しないといった傾向もあるようで現状否定的な意見が目立つ事はありません。(私の場合は適宜の参加で必ずしも否定的という事ではありませんが彼女が望む事であるならといった条件付容認のスタンスと言ったところに変わって来ています。)

こうした流れの中での帰結として少しインターバルを置いた10周年の頃のイベントは特に異彩を放っていたのではないかとに思います。

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10周年イヤーが目前となった2008年秋から「Mai Kuraki Live Tour 2008 "touch Me!"」が開催されました。
年内で終了したこのライブツアーは「Mai Kuraki Loving You... Tour2002」以来二度目の未発表曲がタイトルとなっていてそのままのタイトルでアルバムが翌年に発売される事になっていました。
ある意味アニバーサリーのプレイベント的な意味合いもあったように思います。

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2009年8thアルバム「touch Me!」発売に伴い10周年記念イベントの一環としてリリース(レコ発)イベント「Mai Kuraki 10th Anniversary Event 〜touch Me!〜」が開催される事になりました。
私は01月20日の大宮フラゲ(フライングゲット)日と渋谷の二日間に参戦しましたが何れも事前にラジオの公開観覧があってイベントも握手やハイタッチ等とても素晴らしいもので思い出深くいい経験となりました。

その後もシングル発売の度にイベントが開催されて行く事になりましたが何故か何時の間にか握手がなくなりハイタッチもなくなって最終的には記念品等の単なるお渡し会になっていたのもいい思い出です。(笑)
まぁその辺の理由は各々で察して下さい。
こうしたイベントは丸十周年を過ぎた翌年の「SUMMER TIME GONE」発売迄続き一段落となりました。

今思い出しても一般向けとしても夢のような話ではありますがこの結果の副作用としてはファンクラブ会員特典のライブツアーでの楽屋招待への魅力が薄れてしまったという事もあります。(笑)
然しそれだけ僅かな時間であっても濃密な機会でもあったとも言えます。


ただファンクラブ会員としてそろそろ十年生が近付いて来ていますので招待して下さい。(爆)


近年では女性ファン獲得第一の模様で"女子会"のようなイベントも増えていますがそうした経験がある為なのか蚊帳の外の疎外感を味わう事もなくとても穏やかな心境で見守っています。
そうした傾向はこれ迄と同様にまだ暫くは続いて行くのだろうと思っています。


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第07回 <麻衣SIDE> 

[了]

今木 洛


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参考資料

(文中で誤りや補足等がありましたらお手数お掛け致しますがご指摘を戴ければ幸いです)


記事を書くに当たって旧ブログを参照する事も少なくないのですが自らの過去記事(特に2009年頃迄)で一人赤面しています。(笑)
言葉は適切ではないのかも知れませんが正に黒歴史ですね。(爆)
キモくないですか?(ドヤッ
今はすっかり退いた感じが無きにしも非ずですがこうして振り返ってみると10周年の頃が私にとっての転換期であり止めは3.11だったのかなと思ったりします。
その辺りには個人的な事情というのも大きく関わっています。
それでも意外に思われるかも知れませんが自分としてはハートの部分で然程変わってしまったとは思っていませんしこうして特別記事を書く位にはファンなのかなとも思います。
めっきり熱意を表に出したり行動に表す事が少なくなったのは確かですがそれはあくまでも副次的なもので倉木麻衣が活動を続けてくれる限り彼女の音楽は常に手を伸ばせば直ぐ傍にありそれに触れられる事が第一義の幸福ではないかと考えていたりします。


最後迄お付合い戴きまして有難う御座いました★




L(^^).O(^^).V(^^).E(^^)
うんたん♪てへぺろ(・ω<)

KAkashi

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