「ジン・・・・・・・・・・ちゃんと・・・・・・・・・・・・・・ご飯・・・たべてるか?」



以下この記事には作品の核心に触れる内容(ネタバレ)が含まれている可能性があります。

ZETMAN

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【第08話】 「普通の家族」

脚本 冨岡淳広
絵コンテ 堀之内元
演出 原田奈奈
作画監督 清水貴子
総作画監督 高谷浩利 岩佐裕子 鈴木勤

05月23日(水) ニコニコ動画 00:30

★★★★★


一先ずプレイヤーを撃破して街の人々からお礼を言われる高雅(宮野真守)でした。
高雅は本当のヒーローは人(浪川大輔)であると思っています。


"放火事件"と同じ様な展開ですが今回は高雅も身体を張って闘った訳ですし卑屈な感じはありませんね。
まして人は"訳あり"ですから高雅が心に秘めたのは当然なのかもしれません。
田中花子(伊瀬茉莉也)は彼女と呼ばれてご満悦ですが人はサッパリです。(笑)
そこに黒服たちが現れ光鎧(飯塚昭三)からの呼び出しを伝え高雅は光鎧からプレイヤーについての話を聞く事になります。

花子は謎の頭痛で入院する事になりますが検査で特にその原因は見当たらないようです。
プレイヤーに関する目撃は殆ど無くフナムシの分身は見ていましたが幻覚ということになりました。
人も付き添っています。

エボルの本拠では灰谷(遊佐浩二)がマスター(石井康嗣)に詰問されていますが調子のいいことを言っています。
灰谷の「Zは仲間」という言葉には不敵に笑うマスターでした。

アマギコーポレーションでは社長の清造(広瀬正志)と加部(楠見尚己)早見(鈴村健一)が話をしています。
つか無駄に広い会議室で何故長いほうの対面に座る?(笑)
今回の事件は清造の知るところとなったようですがアルファスプロジェクトに関しても早見の独断が諌められています。
加部と早見は清造に対して含むところがありそうで同じ志のようですが更に早見は加部に対しても別の思惑がありそうです。

一命を取り止めた小葉(花澤香菜)は目覚めると人と高雅を呼び出します。
病院のロビーで高雅は人に会って光鎧から聞いて全てを知った事を告げ「闘う事は天城の人間の使命」と言っています。
人もまた「使命」だと言いますが高雅が嬉々として「子供の頃のようにまた一緒に組んで闘える」という言葉には「一度も組んだ覚えはない」と冷たいです。
高雅はそれにもめげずにリアルヒーローの登場に(しかも友人)「感動している」とかなりアレは発言を繰り出します。
空気嫁。(爆)
ただこれは本心で大真面目ですから始末に負えませんね。
人も余りにも高雅の天真爛漫さに呆れ気味というのか押され気味という感じですがその本気度は伝わったのかも知れません。
そして"ZETMAN"という名前も人の知るところとなりました。

病室では小葉から「プレイヤーとは何?」と尋ねられる人と高雅です。
アマギが作り出したということも小葉は認識しています。
高雅は事情を話そうとしますが人がそれを制して「調査中」とだけ答えます。
病室を出て高雅は「天城家の問題で何故止めた」と人に詰め寄りますが「知らなくていい事もある」と返します。
高雅は心底責任感を感じているようですが人に花子から「退院する」と電話があり話が途中になります。
確かに高雅はアレ(笑)ですが人にもその正義に対する気持が幾らかでも伝わっているようです。
ひとり残された高雅ですが母の葉子(久川綾)が現れます。
闘う決意を伝える高雅に葉子は「貴方がやらないといけないことなのか?」と問いますがボランティアと同じでケジメでもあると揺ぎ無い気持を答えます。

人は花子の下に向う途中に光鎧と会い「親しい人間を作るな」と窘められます。
「放っとけない」という人に呆れ気味の光鎧ですが言っても無駄だと思ったのかも知れません。
そして光鎧は検査の為研究所に連れて行くと言います。

花子に人は「行くところがある」と伝えますが「独りは嫌だ」と駄々を捏ねています。
実家はもっと独りぼっちな気分で嫌なようです。
「後で迎えに行く」という人に花子は「待ってる」と言いますが人は明美(早水リサ)や神崎悟郎(千田光男)との生活を思い出したようです。
「帰ったら家族とかやってみるか」という人ですがそんな二人の遣り取りを小葉が見てしまいました。
まぁ人としては恋愛的な意味合いで言った訳ではないと思うのですが。
花子は実家へと戻りますが人にメールが入って初めて名前を知りました。

病院を出ると光鎧が待っていましたが高雅も一緒です。
「いいのか」という人に光鎧は「こうなったら仕方ない」ということでリムジンで研究所へ向いました。
人の検査中に光鎧から高雅に衝撃の?ZET誕生の話がありました。
新たな人類NETの研究中にNが反転してZって・・・うーん最終人類的なZかと思ったのに。(笑)
その時モニターに神崎の反応が二年振りにありました。
人が研究所に始めて来たとき依頼です。
その時人を人間として育てたいと考えていた神崎はZ因子の少なさに満足していたのでした。
人は"暴きの輪"の欠片を完全に取り込んだからなのかZ因子の沸騰は沈静化しているようです。
高雅は人に「Zをどう思っている」のかと問い掛けます。
周囲に振り回されているのではないかと感じたようです。
人は即座に否定しています。
「自らが選んだ事」だと言います。
そして人はモニター越の神崎に気付いて動揺します。
光鎧はその姿にも動じず神崎であることを認め自ら「Zの完全体になる方法」を尋ねるよう促します。
更に光鎧は"暴きの輪"に依って一時的とは言え完全体となった事で灰谷の方がより知識が深いのではないかと考えています。
人にとってはどうでもいい事で神崎が生きているのかどうかが問題です。
神崎は"暴きの輪"に辿り着いた事に驚いた様子ですがそれだけでは不完全だと言っています。
人は光鎧に掴み掛かり神崎の居場所を問い質しますがその剣幕に遂に対面する事になります。
黒服達は神崎と対面した人が冷静で居られるのかとと危惧していますが杉田(伊藤栄次)は護りたいものが出来た今の人だからこそ光鎧は決断したのだろうと考えています。
人の前に現れた神崎の姿は衝撃的なものでした。
外気とは遮断され多くのケーブルに繋がれています。
脳を再生してデータバンクとして利用するつもりが意志まで持つようになったのです。
項垂れる人に光鎧は完全体になる方法を聞けと言います。
神崎の願う人間として生きる事は叶わなくても大切な護るべきものが出来た以上力が必要であるからこそ自ら聞けと言う事なのです。
モニターには神崎からのメッセージが出ています。
人はそれでも問う事はせずに神崎のケーブルを抜き灰谷に直接会うと宣言します。
高雅は「鬼だ」と光鎧を糾弾しています。
モニタールームに戻ると神崎の最後の言葉がありました。
「ジン・・・・・・・・・・ちゃんと・・・・・・・・・・・・・・ご飯・・・たべてるか?」
涙で答える人でした。
そして杉田からもうひとつ「赤い石を持っているか?」という問いが伝えられます。
人が思案していると高雅が気付きます。
小葉が預っている人のペンダントです。
慌てて電話を掛ける高雅ですが小葉は家に戻って寝てしまったようです。
赤い石に関しては灰谷も小葉が持っている事を掴んでいます。
そして天城家に魔の手が忍び寄ります。

ZETの完全体になる最後の鍵が明らかになりました。
当然灰谷もその方法は知っていた筈ですがその鍵のありかも掴んでいます。
神崎の願いは絶たれたようでいても人の感情は人間と変わりないものですしエボルのプレイヤーにしても大部分は人間の姿で静かに暮らして平穏な共存を望んでいます。
灰谷は野望の為に人をZETの完全体にして利用しようと考えている訳ですがそれを可能とする術を持っているのでしょうか。
少なくとも完全体になっても人が従うとは思えないのですがその計算高さと意志の強さ(一度も裏返らない)からすると何かあるんでしょうね。
ずっと引っ張ってる(笑)花子の頭痛も気になるんですが何か意味があるんでしょうか。



L(^^).O(^^).V(^^).E(^^)
うんたん♪てへぺろ(・ω<)

KAkashi
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